韓国旅行の持ち物、ネットのチェックリストをそのまま使おうとしていませんか。
実は2026年の韓国旅行は、「何を持つか」より「何が新ルールになったか」のほうが重要です。モバイルバッテリーの機内ルール厳格化、頭痛薬EVEなど市販薬の持ち込み規制、そしてe-Arrival Cardの事前登録義務化。この3つを知らないと、持ち物が完璧でも空港で困ります。
この記事では、2026年の新ルールを反映した韓国旅行の持ち物チェックリストと、経験者目線の「実はいらなかった物」まで正直にまとめます。
この記事でわかること
- 持ち物の前に知るべき2026年の新ルール3つ(バッテリー・市販薬・入国手続き)
- 忘れたら詰む必需品チェックリスト(✅形式)
- 変換プラグはSE型とC型どっちを買うべきかの結論
- モバイルバッテリーの個数制限・機内充電禁止の具体的な中身
- 頭痛薬EVEが持ち込み規制になった理由と確認方法
- 季節別の服装の目安(ソウルの冬は東京より寒い)
- 経験者が語る「実はいらなかった物」6つ
持ち物より先に知るべき、2026年の新ルール3つ
① e-Arrival Card(電子入国申告書)の事前登録が必須に
2026年から紙の入国カードが廃止され、オンラインでの事前登録が必須になりました。「持ち物」ではありませんが、忘れると空港で慌てる度はNo.1です。到着日を含む3日前から登録できます。手順は韓国e-Arrival Cardの書き方|図解でわかる登録手順と注意点で画面順に解説しています。
② モバイルバッテリーは「2個まで・機内で使用禁止」に
2025年1月の釜山での機内火災をきっかけに、韓国はモバイルバッテリーの扱いを世界でもっとも厳しくしました。2026年4月からは韓国発着便で新基準が施行されています。
- ✅ 持ち込みは1人2個まで(一般的な10,000〜20,000mAhクラスは2個までOK)
- ❌ スーツケース(預け荷物)に入れるのは従来どおり全面禁止
- ❌ 機内でのバッテリーからの充電・使用が禁止(大韓航空・アシアナなど韓進系5社は2026年1月26日から先行導入)
- ❌ 頭上の荷物棚に入れるのも禁止。身につけるか座席ポケット・前座席の下へ
実務的な対策は2つ。バッテリーは1個に絞って手元に保管、そして機内で動画を見たいならスマホを搭乗前に満充電しておくことです。
③ 頭痛薬「EVE」など日本の市販薬が持ち込み規制に
2025年4月から、鎮痛薬に含まれる成分「アリルイソプロピルアセチル尿素」が韓国では向精神薬扱いとなり、持ち込みの取り締まりが強化されました。対象例としてイブA錠・イブクイック頭痛薬DX・ロキソニンSプレミアム・バファリンプレミアムなどが挙げられています。
ややこしいのは、同じブランドでも製品によって対象かどうかが違うこと(例:プレーンなロキソニンSは成分が異なる)。常備薬を持って行く人は、パッケージの成分表示に「アリルイソプロピルアセチル尿素」がないかを出発前に確認してください。心配なら、アセトアミノフェン単剤(タイレノールなど)に置き換えるのが無難です。
必需品チェックリスト|これだけは忘れない
- ✅ パスポート(残存有効期間は入国時3か月以上が目安。まず今すぐ確認を)
- ✅ e-Arrival Cardの登録完了メール(スマホですぐ出せる状態に)
- ✅ 航空券のeチケット・ホテル予約画面(スクショ保存で電波がなくても提示可)
- ✅ クレジットカード(VisaかMastercard推奨)+少額の現金
- ✅ WOWPASSまたはT-money(現地の交通・決済用。T-moneyの買い方はこちら)
- ✅ スマホの通信手段(eSIM設定または海外ローミングの申し込みを出発前に)
- ✅ 変換プラグ(SE型対応)※次のセクションで解説
- ✅ モバイルバッテリー1個(新ルールに従い手荷物で)
- ✅ 常備薬(成分確認済みのもの)
電子機器まわりの正解|変換プラグはSE型を選ぶ
韓国のコンセントは丸ピン2本のSE型が主流(電圧220V)。日本のA型プラグはそのままでは挿せません。
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| SE型とC型どっちを買う? | SE型対応を。C型はピンが0.8mm細く、挿せても抜け落ちやすい |
| どこで買える? | ダイソーなど100円ショップで110〜330円。空港で買うより安い |
| 変圧器は必要? | スマホ・PC充電器は「100-240V」表記があれば不要(ほぼ全機種対応) |
| ヘアアイロンは? | 日本国内専用モデル(100V専用)は220Vで故障・発火の危険。海外対応品か現地調達を |

季節別の服装の目安|ソウルの冬は東京より寒い
| 季節 | 気温の目安(ソウル) | 服装・持ち物 |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 5〜20℃ | 朝晩の寒暖差大。脱ぎ着できる羽織り+花粉・黄砂対策のマスク |
| 夏(6〜8月) | 25〜33℃ | 日本の夏と同様+ハンディファン。冷房が強い店用に薄手の羽織り |
| 秋(9〜11月) | 8〜22℃ | 10月後半から一気に冷える。軽めのアウター必携 |
| 冬(12〜2月) | -10〜5℃ | 東京より確実に寒い。ダウン・手袋・カイロ・ニット帽が本気で必要 |
特に冬のソウルは最低気温が氷点下10℃前後まで下がる日があります。「東京の冬服+1枚」ではなく「北海道旅行」のつもりで準備すると失敗しません。夏(6〜9月)の服装と暑さ対策は韓国の夏の服装と暑さ対策で詳しくまとめています。
実はいらなかった物6つ|経験者の正直な結論
- ❌ 変圧器:充電器類は100-240V対応がほとんど。持って行っても一度も使いません
- ❌ ポケットWi-Fi:eSIMのほうが安く、受取・返却の手間もゼロ
- ❌ 紙のガイドブック:現地の移動はNAVER Map一択。Googleマップが使えない理由と設定だけ読んでおけば十分
- ❌ 大量の日本円両替:韓国はカード社会。現金は屋台・市場用に少額で足ります
- ❌ ドライヤー:ほとんどのホテルに備え付けあり(心配なら予約サイトの設備欄で確認)
- ❌ 傘:かさばるわりに、現地コンビニで数百円で買えます
あると地味に助かる物
- ✅ エコバッグ:韓国はレジ袋有料。コンビニ利用が多い旅では毎日活躍
- ✅ ポケットティッシュ:トイレに紙がない場面にまれに遭遇します
- ✅ ジッパー付き袋:液体物の機内持ち込み用+帰りのコスメ土産の液漏れ対策
- ✅ 折りたたみボストンバッグ:帰りはお土産で荷物が1.5倍になります
- ✅ 歯ブラシ:韓国のホテルはアメニティが有料または無いことが多い
- ✅ 冬ならカイロ・夏ならハンディファン:季節の表を参照
よくある質問(FAQ)
Q1. パスポートの残存期間はどれくらい必要?
入国時3か月以上が目安とされています。ギリギリの場合は航空会社のチェックインで止められるリスクもあるため、半年を切っていたら更新を検討してください。
Q2. モバイルバッテリーを3個持って行ったらどうなる?
2026年4月以降の新基準では1人2個までです。保安検査で没収される可能性があるので、出発前に荷物を見直してください。
Q3. EVEをうっかり持って行ったら逮捕される?
少量の自己使用分で直ちに逮捕という運用は報告されていませんが、没収や説明を求められる可能性があります。規制対象成分を含む薬は持ち込まないのが安全です。
Q4. コンタクトの洗浄液や化粧水は機内に持ち込める?
100ml以下の容器+1L以下のジッパー袋に入れれば手荷物OK。それ以上はスーツケースへ。
Q5. パジャマやスリッパは必要?
中級以下のホテルでは無いことが多いです。かさばらない部屋着と使い捨てスリッパがあると快適です。
まとめ|2026年の持ち物は「新ルール対応」がすべて
- 持ち物の前にe-Arrival Card登録・バッテリー新ルール・市販薬規制の3つを確認
- モバイルバッテリーは2個まで・預け入れ禁止・機内で使用禁止・棚に入れない
- 頭痛薬は成分表示で「アリルイソプロピルアセチル尿素」の有無をチェック
- 変換プラグはSE型対応を100均で。変圧器は基本不要
- 冬のソウルは氷点下10℃想定で。夏は日本の夏+冷房対策
- 迷ったら「現地調達できる物は持って行かない」が正解
荷物が軽いほど、旅は自由になります。新ルールだけ押さえて、身軽に出発してください。

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